チームで一緒に走りましょう!
Wings for Life World Run 2021では、すでに2,500を超えるチームが結成されています。レース本番1ヶ月前でのこの数字は実に素晴らしい功績です。また、前年同時期より600以上も増えています。これらのデータは、今年はこれまで以上にランナーの間でチームスピリットを求める気持ちが高まっていることを示しています。
そのような気持ちが高まるのは当然です。世界各地でロックダウンが継続され、オフィスが閉鎖され、各種学校もリモート学習に切り替わっていることで、大きなグループに所属している感覚やお互いを支え合っている感覚が失われています。だからこそ、Wings for Life World Run 2021のチームランがこれまで以上に人気を獲得しているのです。
チームページを確認して、参加したいチームを探してみましょう。検索と参加はとても簡単です。Wings for Life World Run 2021で参加できるチームの種類をいくつかご紹介します。
VIPチーム
トップアスリートたちが結成したチームが参加しています。たとえば、元ワールドカップスキーヤーのフェリックス・ノイロイター(ドイツ:Felix Neurauther)やマルセル・ヒルシャー(オーストリア:Marcel Hirscher)が結成したチーム、オーストリアのアイスホッケー選手トーマス・ラフル(Thomas Raffl)と元サッカー選手ヴォルフガング・コヴァルスキー・メア(Wolfgang “Kowalski” Mair)が連名で結成したTeam Raffl/Kowalskiなどが存在します。また、スポーツウォッチSuunto(スント)のチームは、南アフリカ人ウルトラランナーのライアン・サンデス(Ryan Sandes)がチームキャプテンを務めており、スウェーデン人マウンテンバイクライダーのエミール・ヨハンソンやオーストリア人パラグライダーパイロットのポール・グシュルバウアーも参加しています。
ライアン・サンデス(Team Suunto)
企業チーム
特定の企業と一緒に走ることもできます。今年は、グーグル(Google)、アウディ(Audi)、フォルクスワーゲン(Volkswagen)、衛星放送局スカイ(Sky)、Wings for Life World Run 2021グローバルパートナーを務めるスポーツウォッチメーカーのスント、バイク・自動車メーカーのKTMなど、世界的に有名な企業が結成したチームが多数参加しています。
記録更新を目指すチーム
合計募金額や合計総合距離の新記録樹立を目標にしているチームも存在します。Red Bull USA & Canadaは合計募金額を10万ドルに設定しており、すでに1,942人のランナーが8万ドル以上を集めています。また、トレッドミル100km世界最速記録を更新したことで知られるドイツ人ウルトラランナーのフロリアン・ノイシュヴァンダーは、834人が参加している自分のチームでWings for Life World Run 2021最長合計走行距離の更新を目指しています。
フロリアン・ノイシュヴァンダー(Run with The Flow)
誰かのために走るチーム
特定の人物のために走るチームも見逃せません。トーステン・ノイマイヤー(Torsten Neumayr)さんがチームキャプテンとして68人をまとめているTeam Torstenがそのひとつです。2018年に登山中のアクシデントで深刻な怪我を負ってしまったトーステンさんは、再び走れるようになることを何よりも望んでおり、次のように語っています。「再び走れるようになりたいという思いがチーム結成に繋がりました。友人や知人、同僚の皆さんの助けを借りてWings for Lifeと脊髄損傷治療法発見研究プロジェクト群をできる限りサポートすれば、私が再び走れるようになる可能性が高まります」
自分のチームを作る
上記のチームはどれも素晴らしく、どのチームにも自由に参加できます。ですが、自分の友人や仲間と一緒に走りたいという願いをさらに簡単に叶えられる方法があります。それは「自分のチームを作る」です。5月9日に開催されるWings for Life World Runに参加登録したあとログインしてチームを作成し、友人や仲間を招待してみましょう。非常に簡単なプロセスですので、是非とも作成してできるだけ多くの人と楽しいランを共有してください。チームページはこちらです。