赤星憲広氏がWings for Life World Run 2023日本オフィシャルアンバサダーに就任

A Participant running in Toyota Stadium

© Suguru Saito for Wings for Life World Run

脊髄損傷の治療方法発見のために世界同時スタートするランニングイベントに元プロ野球選手の赤星憲広氏が就任しました。


脊髄損傷の治療方法発見のために世界同時スタートするランニングイベント【Wings for Life World Run】が2023年5月7日に開催されます。このイベントのアンバサダーに元プロ野球選手・現解説者・評論家の赤星憲広氏が就任しました。

赤星憲広氏は2000 年に阪神タイガースに入団1年目で盗塁王と新人王を獲得すると、2005 年まで 5 年連続で盗塁王の座を守りました。また、2007 年に1,000 本安打を達成した他、ゴールデングラブ賞も 6 度受賞しています。

このような輝かしい功績を手にしてきた赤星氏は俊足を活かした全力プレーでチームを牽引していましたが、2009年に試合中のダイビングキャッチで脊髄を損傷。これがきっかけで惜しまれながらも同年に現役を引退しました。

赤星氏は足に病を抱えるあるひとりのファンとの出会いをきっかけに現役時代から盗塁数と同数の車いすを寄贈する活動を続けており、2004 年に社会福祉活動に貢献したプロ野球選手に贈られるゴールデンスピリット賞を受賞した他、少年野球普及と車いす寄贈活動を目的とする「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~」を設立するなど、チャリティ活動に熱心に取り組んでいます。

Norihiro Akahoshi

© Office S.I.C

【Wings for Life World Run】日本ナショナルアンバサダーに就任した赤星氏は、東京で実施されるアプリランイベントへの参加や【Wings for Life World Run】の啓蒙活動に従事していく予定です。

赤星憲広氏のコメント

「この度、【Wings for Life World Run】日本ナショナルアンバサダーに就任させていただきました赤星憲広です。私自身も現役時代に脊椎を損傷し、未だに痺れが残っている状態です。私自身の経験やこれからの活動を通し、ひとりでも多くの方に【Wings for Life World Run】を知っていただき、認知していただけるよう尽力したいと思います」

「アンバサダーとして、そして当事者として様々な取り組みを行うことで、Wings for Life財団の “脊椎損傷治療法の発見” という大きな夢の実現に少しでも貢献できれば幸いです」